正負極電極用 導電(イオン伝導)バインダ PIOXCEL
高導電性商品の発売開始 x10^-4 S/cm 性能 New
高導電性バインダ 溶液導電率(参考値)
正極用 高導電性グレード CBC-54N20S 20%濃度NMP溶液 ]10^-5 S/cm
超高導電性グレート CBC-54N20H 20%濃度NMP溶液 X 10^-4 S/cm
負極用 高導電性グレード CBA-92N20S 20%濃度NMP溶液 ]10^-5 S/cm
超高導電性グレート CBA-92N20H 20%濃度NMP溶液 X 10^-4 S/cm
使用溶剤をアセトニトリルやDMSOに変更可能
特 徴 高導電性バインダは、粒子界面抵抗(grain boudary)改良機能を付与した機能性バインダです。
例えば、ハイニッケル活物質(NCM811等)の界面に被膜を形成して活物質の酸化劣化の抑制を
図るだけでなく、粒子界面抵抗値を低下させる効果が有ります。又、負極界面の粒子界面抵抗の
改良や固体電解質の配合に拠る粒子間界面抵抗の抑制にも一役果たします。
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CBシリーズ 概 要 |
PVdFにイオン液体が付加重合された導電(イオン伝導)バインダを使用して導電結着材を製作します。
この導電結着材は、イオン伝導性と電子伝導性を保持して活物質と混合され、理想的な細密充填された
多孔質構造の電極を製作することが出来ます。イオン伝導バインダだけでなく導電結着材でのご提供も可能です。
このイオン伝導バインダ処方に拠る「最密充填空隙(空孔と多孔質)構造電極」を製作出来る事から高電圧系電極
用途でのイオン液体系電解液を含浸性や保持性の観点から電極内での最適な導電ネットワーク構造が形成される
特徴を有しています。 |
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PIOXCEL CBC5030FP高分散性粉末品 |
結着構造特性データ |
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活物質間の台座構造結着 |
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柔軟性のある結合部 |
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最密充填空隙(空孔と多孔質】構造電極の作製(SEM写真) |
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CB導電バインダ |
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比較: 汎用PVdFバインダ |
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最密充填空隙(空孔と多孔質)電極メカニズム
各種イオン伝導バインダ処方電極を販売しています。 |
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界面 |
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一次粒子間の結合により出来る空隙に二次粒子が配位することに拠って、理想的な
空隙構造を保有した電極構造が形成されます。この電極は、この空隙にイオン度電ポリマーを
充填することに拠って活物質粒子や処方により配合する固体電解質粒子の界面をコートして
界面抵抗を大幅に抑制することが可能となりました。
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断面 |
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導電バインダの柔軟性 (プレス密度) |
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CB導電バインダ(2.8g/cc) |
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汎用PVdFバインダ |
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粒子間の結合部が柔軟性のある物性を保有することによりグラファイトやシリコーン(SiO)配合
負極の膨張収縮を一定率で内部吸収することが可能となります。又、プレス密度を汎用バインダ
(PVdF系やSBR-CMC敬)と比較して2割以上の電極密度を上げることが出来、体積エネルギー
密度の向上に繋がります。
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柔軟性結着構造 |
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粉砕やクラックが発生する硬い構造 |
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品番表 |
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正極用途 |
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負極用途(溶剤系) |
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(*) 導電材の分散効果を向上させる最密充填を可能とする適合グレードです。 |
固体電解質用途向け導電ポリマーマトリックスやイオン伝導バインダなどのご用命は別途ご相談下さい。
高導電性バインダ(溶剤溶液)でのご提供が可能です。 |
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イオン伝導バインダの特徴 |
1. CBバインダは、最密充填構造を形成し、IRドロップを大幅に改善。 |
2. 電極処方におけるCBバインダの標準使用量は、導電材の同量から3割減の使用で汎用PVdFバインダを凌駕する最適性能を発揮 !! |
3. 汎用PVdFバインダとの比較で低温特性に大きな優位差発揮。 |
4. 固体電解質粒子間の界面抵抗を大幅に改善。 |
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