PiotrekとCSIROは、世界市場で展開する次世代リチウムイオン電池の共同開発を発表 |
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オーストラリア国立科学機構CSIROと日本のスペシャルLIB・化学メーカーパイオトレック株式会社(本社 京都市)とは、 新しいパートナーシップを組んで、世界市場での次世代LIBの量産化生産技術を5年以内に確立することを目指す。 この共同開発は、次世代型LIB技術を幅広い分野で実現することを可能とする。それらの用途分野は、携帯電子機器、 ドローン及び自動駆動車、そして極めて安全性を重視されるLIBの発火を防止する必要性の高い分野への応用が対象となる。 両社は、固体電解質LIB用途をCSIROのRAFT(Reversible Addition-Fragmentation chain Transfer:可逆的付加開裂連鎖 移動)ポリマー電解質(SPE)とパイオトレックが開発を成功させたイオン導電ポリマーマトリックス(ICPm)システム技術 を活用する固体電解質LIB技術開発のパートナーとなる。 CSIRO公式公表Media Release全文(英文)はこちら CSIRO公式公表Media Release日本語翻訳版はこちら |
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プレスリリース補足説明 | ||
次世代固体電解質LIB
実用化生産技術を豪州連邦科学産業研究機構と共同開発!! |
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パイオトレック株式会社(本社 京都市)は、2019年8月にオーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)とポリマー電解質 応用固体電解質型リチウムイオン二次電池(LIB )の実用化生産技術を共同開発で行うことに合意しました。 CSIROは、独自開発技術に拠るリチウム(Li)金属箔の生産技術を開発しており、Li金属箔が固体電解質型LIBに広く利用
される見通しを付けています。同研究機構が併せて開発している電解質ポリマー(RAFT)とパイオトレックが開発に成功し たイオン導電ポリマーマトリックス(ICPm)システム技術を融合した導電ポリマー型固体電解質をLi金属箔負極仕様で 応用する最高エネルギー容量を保有し、世界で最も安全なLIBの実用化生産技術を共同して開発します。 このICPm技術は、当社創業時経営役員である上智大学理工学部 故 緒方 直哉 名誉教授の開発技術を特許化されたコア
材料として応用開発され、本システム技術が完成しました。 世界のLIB市場は、3兆円規模(富士経済2018レポート)に成長し、その拡大傾向は固体電解質LIBの実用化が現実化してい
ることも相俟って2023年には高電圧高容量LIB商品、固体電解質型LIBそして空気LIBの商品化が一挙に市場を占有するLIB の革新化の夜明けになると予測されています。その市場規模が2023年には 4.5兆円にまで達するとも見込まれています。 この市場規模における固体電解質型LIBは、高電圧高容量LIBへの安全性を確保する最有力な二次電池として、この市場 規模に対して20%以上の市場占有率を占めると見られています。 この高成長市場に、CSIROとパイオトレック社がいち早く着目し、それぞれの基礎 技術とポリマー素材の開発が完成し
たことを受けて、両者保有技術を融合した最先端技術に拠る実用化生産技術を共同開発することに合意しました。 この合意した本共同開発について世界市場で英文公表したので、補足説明を併せて日本市場向けに公表しました。 当社のICPm技術は、耐熱性が常温から110℃まで高い性能を保持し、0℃からマイナス領域での低温特性も優れている特
徴があります。更に、ガスバーナー直下燃焼試験で1000℃以上でも完全に不燃物質として維持されます。 このICPmシステム技術が、CSIROとの共同開発を通じて実用化エンジニアリング技術開発が達成され、自動車産業から 消費者産業等の幅広い分野で本革新技術に拠る固体電解質二次電池の安全性と用途分野の拡大による市場の多様性を 支える原動力になると確信しています。 |
2019年3月4日 |
2019年2月27日(水)〜 3月1日(金)までビックサイト(国際展示場)で開催されました「国際二次電池展」に
出展致しました。
3日間で6万人以上の来場者が有り盛況な展示会となりました。当社ブースにも3日間で600名近くの来場者を迎え
商品説明をお聞き頂き、厚く御礼申し上げます。
特に、海外ユーザから注目を頂き、国際色豊かな展示ブースとなり、当社新素材「ICPm-SE固体電解質」のリチウム
イオン固体電池への展開をご確認頂きました。
リチウムイオン二次電池のバインダーを改質して導電性を付与する素材開発は、各社により推進されていますが、導電材の
分散性を最適化した上で粘着性のある柔軟な導電バインダーは、市場にはありませんでした。この粒子間結合が台座の様に
接着し、且つ突立ての御餅の様にソフトで柔軟性に富んだ接着材になっており、粒子間の結合が均質になると共に空孔が
出来た箇所に細かい活物質が充填され、最密充填が出来る電極層が現実となりました。従来の汎用 PVdF バインダーの使用
量から 40 から 60%減量で同等の初期特性を保持し、IR ドロップやレート特性などの向上が得られます。
特異な結合構成 台座結着 |
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CBCバインダー処方(最密充填) |
汎用PVdFバインダー処方 |
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界面SEM |
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断面SEM |
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プレス密度 2.8 g/cc |
プレス密度 2.6 g/cc |
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柔軟ソフト結合による粒子形状保持 |
硬い結合による割れや破壊発生 |
上記の様に、均質で最密な充填が出来ることに拠って、必要以上に不要なバインダー量を減量出来る結果となりました。
この導電材の給油量を確かめた上で、CBバインダーの最少使用量を確認して流動性のある塗液を作製することが当社CB
バインダーを使用して頂く決め手となります。
お試し頂ける場合には、当社営業部へご連絡下さい。
弊社の新規開発商品としましてイオン導電ポリマーとGarnet系LLZO -PTなどのハイブリッド仕様導電メンブレン及びイオン導電膜シート を初めて紹介展示を行い、国内外の多くのお客様にその性能及び機能 を披露して、多くのご質問並びにご興味をお示し頂きました。 展示会の後、多くのご来場者様からサンプルの提供等のご依頼を 頂き、ご対応させて頂いております。 新規商品等についてのご質問等が御座いましたならば、下記のメール アドレス customer@piotrek-il.co.jp 又は、本HPのお問い合わせ よりご連絡下さい。 |
2017年11月15日 |
2017年10月4日(水)〜 6日(金)までフランス(ニース) で開催されました「BATTERIES CONFERENCE AND EXHIBITION 2017」にブース出展致しました。 国際会議でのブース出展で、様々な分野の電池技術者から 多くのご質問・ご興味を頂きました。 |
フランスでは大手LIBバインダーメーカーがあり、リチウムイオン電池開発においては、EV用途の開発が急進展している
ことが認識できました。この用途向けに、弊社新素材「イオン導電ポリマー」を固体電解質(LLZOやLAGP)のハイブリ
導電材に応用し固体電解質メンブレンを開発できる可能性を実感して参りました。これらの用途開発への当社新素材での
貢献を大いに期待しています。
2017年4月10日 |
2017年3月7日 |
2017年1月25日 |
2014年9月10日 |
〇年〇月〇日:ここに更新日を入力してください。 |
災害発生時に必要な初動モバイルデンゲンのシステム開発を完成させ、
クリーンライト(Cleanlite)TMパワーステーションシステムとして
政府省庁・全国都道府県市町村・事業者・ビル管理会社・学校等に提供
EDENEX(クリーンライト事業部)は、軽量コンパクトな移動体デンゲンとして、Cleanliteモバイルパワーステーションシステム(MP S2)の販売を開始しました。 災害発生時の混乱状態では、被災地の状況をリアルタイムで正確に把握することが難しい課題となっています。 被災地での人命救助や救援物資の輸送は一時を争う急務ですが、行政当局が初動モバイルパワーステーションシステムを常備して緊急 対応に備えている地域はほとんどありません。この課題を克服する為に初動デンゲンの確保が必要であり、必要な時間に必要な場所へ 持ち運ぶことが出来、且つかんたんで便利に動かせる初動モバイルデンゲンの開発が望まれていました。この開発デバイスが Cleanlite MPS2であり、災害発生地域に常備されている防災コンテナ等から或いは政府出動命令による自衛隊物資輸送に拠って被災地 に到着すると直ちにCleanlite MPS2を設置し、パソコン・監視用カメラなどを接続してリアルタイムな情報の入発信・連絡などのコミ ュニケーション・家電品の使用などライフラインの維持を目的とする環境条件を即座に整備することが出来、2〜3日は掛る大規模救援 が出動するまでの初動モバイルデンゲンと被災地監視機器の一体動作システムの稼働を通じてその機能を遺憾なく発揮することが可能 となります。 |
URL:, http://www.piotrek-il.co.jp, クリーンライト−パイオトレック、Cleanlite | |
ご連絡先 | |
EDENEX営業部 | |
sales-edenex@piotrek-il.co.jp | |
Tel: 077-549-8008 | |
Fax: 077-549-8009 | |
事業所 | |
〒525-0051滋賀県草津市木川町434 | |
環境適合型エネルギー(太陽電池)の効率的でポータブルなソーラーパワーシステムの商品化
家庭用や産業用にご活用頂けるSolar Power System(蓄発電システム)商品Cleanliteが完成し、マーケティングを開始致しました。太陽電池パネルとの一体型蓄発電システムキャリーバッグとして軽量でコンパクトな商品設計となっております。お客様のニーズ仕様によって人感センサーやグリーンハウス仕様の湿度センサーなどの各種機能をオプションとして搭載できるインテリジェント機能を備えております。家屋の外周周りや工場などの電力消費コストの節減そして防犯上の照明や防犯機器などのパワーステーションとして、お手頃なコストでお役立て頂けるものと存じます。
超高純度イオン液体Bis(fluorosulfonyl)imide(通称:FSI)アニオンの新商品発売開始
低粘度・高導電性能・不燃性の優位性を保有しているFSIアニオンのイオン液体を商品化致しました。更に、4N(99.99%以上)や3N(99.9%以上)の超高純度品も現状ではグレードによりますがご提供できることなりました。リチウムイオン二次電池用やキャパシタ用途向け電解質グレードしてご検討頂けるものと確信致しております。汎用B, P, Tグレード(BF4, PF6, TFSI)も用途に拠りましてご愛顧頂きます様にお願い申し上げます。 詳細は、「イオン液体」の総合カタログをご参照ください。
新規電極(Co-Ni-Mn系、Co-Ni-A;l系、鉄リン酸系)の販売促進。
コバルト系正極に加えましてCo-Ni-Mn或いはAlの三元系電極や鉄リン酸電極を評価試験用電極として標準A4サイズでのご提供を開始致しました。先ずは、標準商品のご紹介から開始しますが、お客様のご要望に拠り逐次グレードを拡大させて頂きますので、ご用命賜れば幸甚に存じます。負極に就きましても、天然球状グラファイト水系負極の商品化も行いましたので、貴社試験研究用に併せてご検討頂きたく存じます。貴社材料の評価用電極などの指定仕様電極の受託製作も承っております。
イオン導電スプレーコート CPカイザー家庭用衣服・カーペット・家電商品向けFグレードと
木材・ゴム用のR&Tグレードを上市しました。
抗菌性・防かび性を保有したイオン導電スプレー品をリニューアルして販売を推進しております。いかなる乾燥状態にも影響を受けないイオン移動による帯電が全く発生しません。帯電しているかなと感じればCPカイザーをさっとひと噴きするだけで快適な環境を手に入れることが出来ます。 常圧で不揮発性で難燃性も付与されていますので安全と安心の生活維持にお役立て下さい。