イオン導電バインダー


導電バインダーと導電バインダ処方電極
Conductive Binder & Electrodes used with Conductive Binder



1. 導電バインダー  TREKLITE CB−series

従来のリチウムイオン電池電極は、絶縁体(不導体)であるPVdF(溶剤系)やSBR(水系)などが一般的なバインダーとして使用されて参りました。電極を製作するに当たって、集電箔との粘着力を保持する為に敢えて抵抗体である粘着剤を導電ネットワークに組み入れ、電極合材層の導通ネットワークに対してマイナス要因を包含した処方とされていました。この従来バインダー(絶縁体)を当社開発のイオン液体を重合したPVdF処方導電バインダーに切り替えることによって、電極合材層の導電性が大幅に改善されてイオン移動性、さらには導電ネットワークを均質で安定した導電ネットワーク構造へと改質することが可能となり、電極自体の電気化学特性を大幅に向上させることが可能となりました。

2. 導電バインダー処方電極  TREKLITE CB−電極

導電バインダー処方電極は、下記表の販売用電極全種に適応出来ますので、電極種をお選び頂き、ご用命下さい。 この導電バインダー処方電極の主な特徴を、汎用バインダーと比較して下記の優位性があります。

(1)
極板の貫通抵抗を低減し充放電時のIRドロップを改善。
(2)
イオン導電性を改善して理想的な導電ネットワークが形成され、充放電サイクルの安定性に寄与し、レート特性(クイックレスポンス)などの電気化学特性を向上。
(3)
電極容量の高容量化とサイクル特性の向上。

物性では、塗工した電極合材層構造で導電ネットワークの均質性向上や柔構造が形成されています。




導電バインダ処方電極は、「CB電極」とご指名下さい。


弊社がお客様にご提供させて頂く各種正負極電極は、製作精度の向上を図りLIBメーカーとしての実績を踏まえて実用化レベルの性能安定性を対極Li金属処方から正負極電極処方において容量バランスを考慮した対向電極を品揃えさせて頂いております。弊社電極の主な特徴は下記の通りです。
(1)
塗工及びプレス条件管理の精度を高めることによって社外容量規格±5%を更に改善出来る生産条件を課しています。
(2)
電気化学特性試験評価を行った商品として安定した初期充放電特性を得ることによって電極性能を向上させています。
(3)
コインセル打ち抜きを実施して使用前乾燥を行っても電極のカーリング発生が抑制されている物性を維持しています。 
(4)
電極表面の剥離試験において、実用レベルでの使用時でも集電箔との密着性・接着性の実用化強度を維持しています。

お客様のご要望により、ご希望仕様の電極を標準処方の応用塗液製作による特注製作を割安でお受け出来ます。

上記一覧表商品以外をご希望の場合には、受託生産となります。

*1 受託電極製作: お客様仕様に基づく正負極電極の製作に就きまして、受託生産はご提示電極使用条件での当社製作可否検討の上で、可能であれば受託をお受けすることとなります。ロール販売商品について、5m以上のご購入希望に就きましては、別途ご相談下さい。
*2 商品の発送に伴い、梱包運賃諸掛費として正負極各2セット組みを標準にて別途ご負担頂きます。追加セットをご注文頂く場合には、当該費用は別途ご提示申し上げます。

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